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4_060_3 オーダー制作したカーフ素材の三つ折長財布。

ご希望により普段は、ほとんどしない総ヘリ返し仕立て。

あまり得意ではないけど、菊寄せはこんな感じに仕上がりました。

4_061_4 ワイルドな分厚い革小物には漉きのテクニックは必要ないけど、繊細な革小物制作に漉きとベタ貼りのテクニックなくしては語れない。

その中でも漉きの技量がその物の仕上がりに大きく左右する。

ベタ漉き、段漉き、斜め漉きを駆使して作る品物はやはり美しいと思う。

いろんな考え方があるから一概には言えないけど、市販されている革小物の多くは私が納得出来る仕上げの物ほとんどない。

以前友人に貰ったボロボロのカルティエの二つ折り財布を分解したことがある。

この財布は内外装ボックスカーフでライニングも共革のオールレザー仕立てで、漉きのテクニックの塊でした。斜め漉きははもちろん先端ゼロ漉き、パーツによってべた漉きも0,1mmまでキチンと漉いてある本当の意味での極薄革小物でした。

この財布が私の革小物制作の指針となっていて、極薄革小物と謳ってるものがあるけど、これと比べるとすべて霞んで見えてしまう。

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コメント

はじめましてDullesclubと申します
ブログいつも拝見してます
素晴らしく隅々まで神経を配られた作品ばかりで
興味深く拝見させて頂いてます

私の近くにはカバンを作られている
方は皆無で
駆け出しの私には参考になるものばかりです

漉きも場所によりいろいろと変えて行くんですね
私はほとんど斜め漉きばかりです

今後ともどうぞよろしく
お願いします

Dulles

投稿: Dulles | 2010年4月 8日 (木) 21時21分

 はじめましてDulles様
革は漉き方によって出来上がる品物の雰囲気が大きく変わってくるので、仕立の重要なポイントの一つだと私は思っています。
いつも品物を仕立てるときは、革の質感、雰囲気を考え、イメージ通りに仕上げるために漉き方と厚のコントロールが欠かせない工程一つになっております。

投稿: Kawai | 2010年4月10日 (土) 16時22分

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